プレート型地震とは   地震!そのとき10のポイント   非常持出品の備え   部屋の中の安全対策
豊田市指定避難所   豊田市震度情報ネットワーク   防災虎の巻(豊田市自主防災会連絡協議会発行)
防災・危機管理 e−カレッジ(総務省 消防庁)

緊急時は“遠くの親戚より近くの他人”が頼りです。
日頃からご近所と協力し合えるよい関係を築いておきましょう!


 ■そもそも東海地震とは・・・■

 静岡県西部・駿河湾一帯を震源とするプレート型地震。マグニチュード8クラスの巨大地震で、神奈川県から愛知県にかけての広い範囲で強い揺れが起こり、津波での大きな被害も起きると想定されています。




 他にも、東南海、南海、合わせて3つの地震を地震3兄弟とも言われています。これら3つの地震は、百数十年のサイクルで起こっているようにも考えられます。その中で東海地震だけが、百五十年近く経ってもまだ起きていないのです。
もう、二十、三十年もすれば次の東南海、南海地震が起きてしまうかもしれません。そうした場合、どれか1つの地震によって他の地震までもが連動して起きる危険性もあるかもしれないのです。








■今後30年の発生確率■

東海地震 南海地震 東南海地震
確率 いつ起きてもおかしくない 40%程度 50%程度
強さ M7.9 M8.4 M8.1


■プレート型地震とは・・・■


 地球の表面は、大小10枚程度のプレートと呼ばれる板状の岩盤でおおわれています。そのプレート(岩盤)とプレートがぶつかりあうところでは、伸びや縮みなどのひずみが生じ、このひずみが限界に達するとこらえきれなくなり、プレートが急に元に戻ります。このときの衝撃によっておこる地震が、プレート型地震です。プレート型地震の特徴は、規模が大きく、また大規模な津波による被害も予想されます。

 関東大震災をはじめ、十勝沖地震、三陸はるか沖地震などが、プレート型地震によるものです。近い将来発生すると予測されている「東海地震」もプレート型地震です。

大規模地震の被害予想
想定項目 東海地震 東南海地震 東海・東南海地震 養老-桑名-四日市断層帯
全壊件数 13,000棟 62,000棟 100,000棟 9,700棟
火災 2,400棟 15,000棟 49,000棟 70棟
人的被害 13,270人 48,300人 68,400人 4,070人

気象庁震度階級関連解説表抜粋  (H8/2)
震度階級 人 間 屋内の状況

かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。
眠っている人のほとんどが、目を覚ます。

つり下げ物は大きく揺れ棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が倒れることがある。
5弱

多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。

つり下げ物は激しく揺れ棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。
座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがある。


震度階級 屋外の状況 木造建物 鉄筋コンクリート造建物
5強

補強されていないブロック塀の多くが崩れる。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。多くの墓石が倒れる。自動車の運転が困難となり停止する車が多い。

耐震性の低い住宅では、壁や柱がかなり破損したり、傾くものがある。

耐震性の低い建物では、壁、梁、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。耐震性の高い建物でも、壁などに亀裂が生じるものがある。

6弱 かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。

耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。

耐震性の低い建物では、壁や柱が破壊するものがある。耐震性の高い建物でも壁、梁、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。

6強

多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。

耐震性の低い住宅では、倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも、壁や柱がかなり破損するものがある。

耐震性の低い建物では、倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁や柱が破壊するものがかなりある。

ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損落下する。補強されているブロック塀も破損するものがある。

耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。 耐震性の高い建物でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。

@ まずわが身の
       安全を図れ!
何よりも大切なのは命
地震が起きたらまず第一に身の安全を守れ
A すばやく火の始末
    あわてず、さわがず、
           冷静に
『火を消せ!』とみんなで声をかけ合い、
調理器具や暖房器具の火を確実に消す。電気の元(ブレーカー)を切る。
B 非常脱出口の確保
特に鉄筋コンクリートの建物内にいるときは、閉めたままだと建物がゆがみ、出入り口が開かなくなることがある。
C 火が出たらまず消火


『火事だ!』と大声で゜叫び、隣近所にも
協力を求め初期消火に努める。
D 外へ逃げるときは
         あわてずに


外に逃げるときはかわらやガラスなどの
落下物に注意し、落ち着いた行動を
(厚めの底の靴を履いて)。
E 狭い路地、塀ぎわ、
    崖や川べりに近寄るな

 
ブロック塀、門柱、自動販売機などは
倒れやすいので要注意。

F 山崩れ、崖崩れ、
     津波に注意

山間部や海岸地帯で地震を感じたら
早めに避難態勢を。
ため池の近くでは、堤防の決壊にも
注意が必要です。
G 避難は徒歩で
       荷物は最小限に


指定された避難場所に徒歩で避難を。
車やオートバイは使わない。
Hみんなが協力し合って、
      救助、救護、消火を


一人の力はわずかでも、
助け合えば大きな力になります。
お年よりや、からだの不自由な人、
けが人などに声をかけ、
みんなで助け合いましょう。
I 正しい情報をつかみ、
       余震を恐れるな


うわさや、デマに振り回されない。
ラジオやテレビで正しい情報を。
非常持出品の備え
 災害が起こってからでは間に合いません。
 普段から、非常持出品を用意しておきましょう。

 9月1日の防災の日・1月17日の阪神淡路大震災
 の日などに点検と入れ替えを行いましょう。

 非常持出袋に入れていないもの(貯金通帳・証書・
 携帯電話など)は必ず持ち出せるように非常持出袋
 にメモをつけておきましょう。
非常食
 (家族3日分の食料)
 飲料水(水筒・ペットボトル)
 乾パン
 缶詰め類(缶切りも)
 ビスケット・チョコレート
 インスタントラーメン
衣 類
 下着1〜2着
 靴下
 (冬)セーター・ジャンパー
救急セット
 消毒薬・傷薬
 脱脂綿・包帯・ガーゼ・三角布
 ばんそうこう・はさみ
 家庭常備薬
赤ちゃんがいる場合
 粉ミルク・哺乳瓶・紙おむつ
 ガーゼ・タオルなどを多めに

その他
 現金(10円玉も)・貯金通帳・印鑑・証書類
 懐中電灯・乾電池・ローソク・マッチ・ライター
 携帯電話・携帯ラジオ
 シーツ・ビニールシート・紐・布テープ・ナイフ
お年寄りがいる場合
 担架・介護用品・常備薬
 紙おむつ
 老眼鏡や入れ歯の予備品を用意しておくと便利

 阪神・淡路大震災では、多くの家で家具が転倒、落下し、家具の下敷きになったり、割れたガラスなどでケガをした被害がでました。家具の転倒・落下により、ケガをするだけでなく、倒れた家具により、部屋の出入り口や廊下がふさがれ、避難することが困難になります。日ごろから家具の固定をしたり、配置を考えて地震に備えましょう。

1 タンス・棚

L字金具や支え棒などで固定しましょう。2段重ねのものは上段と下段のつなぎ目を金具で連結して、両開きタイプのものは扉が開かないように止め金具を付けましょう。ガラス面には飛散防止フィルムを。

2 本棚

すきまがあると危険です。すきまがあるときはブックエンドなどを活用。本がすべり落ちないように、バンドをかけておくといいでしょう。

3 テレビ

家具の上などには置かず、できるだけ低い位置に固定して置きましょう。
またテレビの上はなるべくものを置かないようにしましょう。

4 額縁

チェーンや金具でしっかり固定しましょう。
ガラス面には飛散防止フィルムをはるとより安全です。

5 窓

夜はカーテンを引いて就寝しましょう。
ガラス面には飛散防止フィルムをはるとより安全です。

6 照明器具

つり下け式の照明器具は、チェーンと金具を使って数箇所止めましょう。
蛍光灯は蛍光管の両端を耐熱性のテープで止めましょう。

7 暖房器具

ストーブは耐震自動消火装置付きのものを使用しましょう。
周囲に燃えやすい物を置かないようにしましょう。

8 ピアノ

本体にナイロンテープなどを巻き付け、太めの柱に取り付けた金具に連結し、しっかりと固定しましょう。
脚には専用のすべり止め器具を付けましょう(和室用と洋室用の両方が市販されています)。

9 冷蔵庫

針金を通して、壁などに固定しましょう。
転倒防止用の専用べルトが別売されているものもあります。

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