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豊田市民の誓い

わたくしたちは、七州をのぞむ美しい
山河に囲まれ、輝かしい衣の里の歴史と
伝統をうけつぎながら、明日に向かって
伸びてゆく豊田市の市民です。


1.緑をはぐくみ、川を大切にして、
  豊かな自然を愛しましょう。
1.スポーツに親しみ、教養を高めて、
  文化の向上につとめましょう。
1.元気で働き、若い力をそだてて、
  幸せな家庭をつくりましょう。
1.互いに助け合い、心の輪をひろげて、
  あたたかい町をつくりましょう。
1.いのちを尊び、きまりを守って、
  住みよい社会をつくりましょう。

【解説】
※1七州(しちしゅう)
童子山の城址から四方を見渡すと、三河の国をはじめ、尾張、信濃、美濃、近江、伊賀、伊勢の国々の山並みを、はるかに望むことができます。
七州とは、この七つの国を指し、現在の愛知、長野、岐阜、滋賀、三重の各県に当たる地域です。
童子山(どうじやま)台地を七州台、挙母城を七州城と呼ぶのも、これに基づくものです。
さらに七州は、七つの大陸、七つの大海につながり、洋々たる世界をも意味しています。
※2衣の里
挙母(ころも)を中心とする矢作川流域は、古くは衣(ころも)の里と呼ばれ、西三河の政治、文化の中心地として栄えてきました。このみやびやかな地名をもつ衣の里は、
「立ちかえり なお見てゆかん さくら花 衣の里に にほふさかりを」(作者:具氏)と、和歌「夫木集」に詠まれたように、古くから三河の名邑(名村)でした。

●「豊田市民の誓い」基本理念

豊田市民の誓いは、前文の一節と5項目を柱に、本文が構成されています。

■前文には

豊田市の輝ける歴史と文化・豊かな自然と立地を背景に、未来に亘り市民ひとりひとりが高い知性と豊かな情操をもって、明るく近代的な都市建設に向って大らかに、たくましく歩む決意を表しています。

■本文には

美しい郷土を愛し、自ら教養と識見をそなえ、次の世代を担う子どもをしっかりと育て、互いに助け合いはげましあい合って心と心のふれあいを大切に、そして秩序ある社会環境とまちづくりを目指す

豊田市の望ましい市民像を簡潔にまとめ、みんなで誓い合えるよう成文化されています。

●制定のあゆみ
 
豊田市の発展は、昭和30年代から40年代にかけての二つの大きな流れが礎となっています。一つは周辺町村との合併、もう一つは高度経済成長期における自動車産業の発展に伴う、市外、県外からの転入者の大幅な増加です。
こうした状況の中、以前からの住民、合併町村住民、市外から転入した住民など、急激にふくれてきた地域社会に混在する人たちの中から、新しいコミュニティ形成の意識が必然的に生まれ、その目指すべき目標を決めようとする議論が全市的に展開されました。こうして、昭和53年3月、ふれあい豊かな地域社会づくりの目標として、市民共通の願いを5項目に託した「豊田市民の誓い」が誕生しました。
以後20余年を経過し、市民の誓いは、市や各種団体の会議などで唱和され、その主旨は市民の暮らしに生きています。平成11年度には、「ひろげよう心のぬくもり つなげよう21世紀へ 〜始めよう続けよう 環境にやさしい行動を〜」をテーマに、市民憲章運動推進第34回全国大会を開催し、環境をキーワードとした市民の様々な活動を全国に向けて情報発信。この大会を契機に、実践活動の意義を再認識した新たな動きが始まっています。

誓いの塔豊田市民の誓いシンボルマーク
●誓いの塔とシンボルマーク


 平成18年3月4日に開催された豊田市制55周年記念式典で、「豊田市民の誓い」の新シンボルマークが発表された。

 月足奈智さん(崇化館中学校2年生)の作品
石川泰弘氏(モダンアート協会)にデザインの一部修正を依頼し、市の花「ひまわり」の種をモチーフにした新シンボルマークが完成。
 私たち豊田市民は、このシンボルマークの趣旨をふまえて、ひまわりの種を大切に育み、「ふれあい豊かな社会」という大輪の花を咲かせるべく、たゆみない努力を続けていきましょう。

●デザイン趣旨

「豊田市の花“ひまわり”の種をモチーフに、本文の5項目を明るいラインで表し、実践活動を通して、わたくしたち市民の手で、豊田市を未来に向かって育て伸ばそう」という意味を表しています。

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